4つの鍵持っていますか?​慈悲喜捨


質問に答えるコーナーやりますとか言って全然書いてないですねースイマセン。
先週、先々週と数ヶ月振りに参加してくれた方が何人か居てとてもハッピーです
ずっと来てくれてた方が突然来なくなるととっても気になるのですが、突然顔を見せてくれると凄く嬉しい、嬉しさ倍増です。“会えない時間が愛育てるのさ~”という郷ひろみは正しいです。
もちろん毎回来てくれている方には“今日も明日もアナタに会いたい~”と大黒マキの気持ちです。


ヨガをして何が変わりましたか?というご質問に答えてみようと思います。
全てが変わったといっても過言では無いので全部書いてるといつ終わるか解りません・・・

風邪をめったに引かなくなったとか、肩こり・腰痛が軽減した、筋力がついた、よく眠れるようになったとか肉体的な恩恵は勿論ですが、一番大きいのは精神的な部分ですね。

一言で表現するなら「落ち着いた」って感じでしょうか。
細かな出来事に一喜一憂しなくなった感じです、もちろん喜んだり悲しんだりしますがそれに引きずられない軸が出来たような気がしています。

先日、「ヨガを始めてポジティブになりました」という嬉しい感想を耳にしました、「体が硬い人はラッキーですよ~」なんて話をレッスン中にするのでそういう気持ちになったようですが、私も同じように多くの先生達の言葉や、自身でヨガ哲学を学ぶうちに自然と考え方が前向きになってきました。

前述の“会えない時間が愛育てるのさ~”も前向きの証


ヨガの世界には「慈悲喜捨」という考え方があります。
ヨーガ・スートラ(ヨガの経典)から翻訳文を抜粋してみます。


他の幸福を喜び(慈)不幸を憐れみ(悲)、他の有徳を欣び(喜)不徳を捨てる(捨)態度を培う事によって、心は乱れなき静澄を保つ(第一章33節)


さらにスートラにはこう書かれています(長いのでちょっと要約します)

この世に下ろされている錠前は4つ、だから4つの鍵をもっていればどの錠前に出くわした時でも貴方はその錠前を開ける事が出来る。

この鍵の具体的な使い方もスートラには書かれていますが、せっかくなので私の言葉で書いてみたいと思います。


・他の幸福を喜び(慈)

慈しむ気持ち、友愛です。幸福な人に出会ったら一緒になって喜びます、羨んだり妬んだりせずに。

・不幸を憐れみ(悲)

憐憫、慈悲の気持ちです。不幸な人が居たら慈悲深く憐れみの心を持ちます。
お腹が空いている人が居て、自分がパンを持っていたら意地悪せずに半分こしましょうね。


・他の有徳を欣び(喜)

欣喜、喜ぶ気持ちです。特の高い人、良い行いを見たら「私もあの人のようになろう、良いお手本を見れた」と思ってください。決して、偽善者め~~!などと思わないで。


・不徳を捨てる(捨)

捨離、無関心、何事にも執着しない。実はコレ私自身がなかなか納得いかなかった最後の鍵です。

邪まな人が居たら放っておけって事です。
良い意味で無関心である事。
どうしたって困った悪い子ちゃんは居ますよね?自分の正しさ、自分の正義で人を罰したいという気持ちは出てくると思いますし、その人を矯正しようとするのも善の一つかと思いますが、そうそう簡単にいくわけもないでしょう。
困ったちゃんにイライラとするよりも、相手の立場に共感して許して手放す
「昨日の私もあの人のようでは無かったか?明日には変わっているかもしれない」「そういう人もいるものよね、私とは考え方が違うけど」と、その不徳によって自分の気持ちを乱されないようにする事です。



この4つの鍵は本当によく出来た鍵です。

ヨガスートラには他にも沢山の叡智が詰まっています、ヨガによって自分の体について学ぶ事と同じぐらい、生き方を学ぶ事が出来たと感じています。長くなったのでこの辺にしておきます

ナマステ


2008/11/04のブログより