毎日よく降りますね。関東甲信では1961年の統計開始以来、9月上旬として最も少ない日照時間になったそうです。しかも、まだしばらく日照の少ない状態が続く予想とのこと。こうも雨や曇りの日が続くと「なんだかスッキリしない」と感じるのも、あながち気のせいとは言えません。
もちろん、雨の日だから気分が落ち込むと単純に決めつけることはできません。気分には、睡眠、運動、仕事や人間関係、体調など、さまざまな要因が関係しています。でも、光は私たちの身体のリズムに関わっていて、朝の光を浴びることは、体内時計を整えたり、夜の眠りにつながったりします。だから、太陽が出ない日が続くと、なんとなく身体のリズムがいつもと違う感じがする人がいても不思議ではありません。
気分が落ちているとき、「元気を出そう」「前向きに考えよう」と思っても、なかなかそうはいかないことがあります。特別な理由はないけどなんとなく気分が乗らないときは特に難しいですよね。そういうときは「気持ちをなんとかしよう」とするより、身体を動かしたほうが早いな、と思うことがあります。
「心が身体に影響する」ということは皆さんも経験としてよくわかっていらっしゃるでしょう?緊張すると肩に力が入ったり、落ち込んでいると背中が丸くなったり。でも、その反対に「身体が心に影響する」こともあります。この「身体から心へ」という見方は、ヨガをするときにも大切だと思っています。
「元気を出そう」と思っても元気が出ないときは、まず少し身体を動かしてみる。
「リラックスしよう」と思ってもリラックスできないときは、まず身体をゆるめてみる。
心を直接変えようとするのではなく、身体からちょっと変えてみる。
ため息をついて下ばかり見ている時は、大きく吸いながら上を向くポーズをやってみる。
興奮してリラックスできないときは、息を吐いて下を向くポーズをやってみる。
身体を動かして、呼吸をして、少しずつ身体の感覚が変わっていく。
私は、これくらいのヨガとの付き合い方がちょうどいいんじゃないかなと思っています。
お天気は自分では変えられません。変えられないものは仕方ない!
朝起きたら、カーテンを開けて伸びをして、肩を回して、ゆっくり息を吐く。
それだけでも、身体に「今日も始まりましたよ」と教えてあげるような時間になります。
雨の日が続くこの時期。
無理に元気を出そうとせず、身体から少しずつ整えていきましょう。